にしもの筆記帳

永藤呉服店店主 筆記帳かわりにつかってます。

年齢を重ねる事は経験を重ねるのとはちょっと違う。

新しい事を探す若者を腐す年寄りと、
なんでも昔のやり方を老害と言ってしまう若者は、
同じ精神構造だよ、激しい事言って自分を見てほしいの。

知識見識が豊富な先達者には若者が集まるし、
見込みのある若者には先達者が何かと世話を焼いてくれるんやで。
その輪に入れないから拗ねてんの。


若者は旧態依然を避けたがるものだ、これは本能と言うか、社会的な反抗期ってやつで、とりあえず過去の否定から入るんよね、「若さゆえの過ち」ってやつ、認めたくないけど。

でもそのうち、旧態依然の中から効率的なものを探して身につけていくよね、それを経験を重ねると言うんだけど、たまにその反抗期を直さない人だったり、美意識とかに囚われ過ぎて、人からの教えも受けずに自分の頭ん中ワールドで無双していると色々こじらして、年寄りの事を「老害」と名付けちゃう。

さらに、こじらせて、年齢を重ねると、自分無双に限界がきて、キラキラ輝いてる若者に目がいくと、でる、でるよ、例のアレが

「最近の若いモンは。。。」

でたー!でーたー!でたよー!お母さんっ!今夜はホームランだ!

 

生きている限り年齢は増えて行くのはしかたないけれど、経験を重ねないで年齢を重ねるとおおむねこう成りやすいので注意。俺。